● 既存ステンレス配管が腐蝕による漏水を生じた場合に配管内面ライニングで防食する方法
- 早いタイミングで設置したステンレス配管が腐蝕した場合、再度配管替えをおこなうか?
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パイプラック上の露出配管で外部的には問題無いように見えますが、配管内面のフランジ付近が集中的に減肉しており、 場合によっては割れが生じたり穴があいたりして漏水事故を生じる事になります。
流体として腐蝕傾向が弱いと判断されても、配管材自体の問題やその他環境的な要因で腐蝕の引き金となる場合もあります。
右上の小さな穴が漏水箇所となり、問題を生じることとなり、この漏水事故は時間と共に増えていくこととなります。
ピグ工法(配管更生)は既存配管内をピグを使用して洗浄もしくはクリーニング後に、エポキシ樹脂やビニルエステル樹脂でライニングするものです。 ランチャー及びキャッチャーを配管両端に設置して、その間の挟まれた配管をエルボーを含み根こそぎ内面をライニングする事が可能です。 電食の漏水等で何度も補修工事をおこなっても解消されない場合は、ご連絡ください。 また、最近多いご要望の一つとして、プレハブ配管を弊社工場に持ち込んでのステンレス配管内面ライニング工事です。お客様によっては、一気に工事するのが困難な場合がおありになった場合、部分的に配管を送って頂き数日程度でご返却させて頂き現場配管と取替を1日で終わらせる方法を取っている場合もあります。