フェリー、タンカー等の船内設備配管の管更生工事について


船の場合は、プラント配管のように、配管の芯が伸びないので(直管状態で長く伸びない)グニャグニャと様々なものを避けながら配管が伸びていく。
鋼管においても、エルボーが使用しない方が理に叶っている場合は(使用上、設置上不具合を避けるため)使用せず、ベンダーやガスで曲げている。
チーズ等も配管側部に開口を開け差し込んで溶接している場合がある。 もし、電食や配管閉塞等の症状が発生した場合、配管替えが大変手間がかかり、修繕工事価格+停泊期間の収入低下+ドック料金(停泊料金)が大きくオーナーにのしかかる。
管更生を実施することで、工事期間が短くなるだけでも大きな利点になると考える。
これらの事だけが影響する訳ではないが、通常のやり方で管更生工事(パイプライニング)を行うと様々な不具合を起こしてしまう可能性がある。 管更生工事は、状況を把握すれば安定した施工が可能となるが、大型船潜水艦等においても特別な感覚と方法で施工する必要がある。
訓練船管更生1
訓練船管更生2
巡視船管更生

海上及び海中で使用する船舶(船)においては、船内の限られた区画内に色々な設備が設置されている。
居住区間の確保と、設置機材エリアとの合間をぬって配管設備(給水、給湯、排水、汚水、冷却水、消火配管等)は張巡っている。
配管材料は金属(STPT、SUS(ステンレス鋼管)、CU(銅管チューブ)等)なので配管の曲がりや分岐には必要な空間が必要となる。
ライニング工事施工配管管種は鋼管、ステンレス鋼管、銅管、塩ビ配管等が可能ですが、蒸気配管は現在施工を実施していません。 船舶においての管更生工事配管ライニングはSJ(F)工法となります。


管更生においては、施工が短期間にて実施可能な上、ドックに入らなくても施工が可能です。
工事用機材は陸送及び海上輸送が可能です。
施工対象船舶は、
1、客船(フェリー、小型連絡線、長距離船)
2、軍艦、潜水艦、巡視船
3、商業船(タンカー、観測船、航海訓練船)

※船舶(船)の管更生単価は、船舶特有の条件及び仕様の為特別な単価設定となっております。
従いまして、通常の建築設備の単価と変わってきます。
※船舶の場合、ステンレス鋼管を使用している場合、電食問題が多いようです。
無理にステンレスにしなくても、通常炭素鋼管で布設後、現場施工で管更生を実施する選択肢もあると考える。
ステンレス及び銅管使用で電食の場合、閉塞された狭い区画内の異種材料混在中の配管であるので、絶縁継手を使用しても効果が期待出来ない場合も想定しなければいけない。

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